cast.WORKS -設立の経緯(2)-

私どもの母体である株式会社キャリア・ステーションが、スクール運営を通じ多種多様な仕組みを社内構築していること。そして、そのノウハウを社外クライアント様にも提供させていただきたい、そういった意向を前章にて紹介させていただきました。

私がなぜそのような意向を持つのか、もう少し踏み込んでお伝えをしたいと思います。

<スタッフがキャリアを伸ばせる会社にしたい!>

キャリア・ステーションの主たる業務は、社会人向けの資格取得講座の運営です。

資格取得講座の運営においては、その対象となる試験の日程がほぼ固定されていることから、年間を通じ「この時期にこの業務を」と仕事の内容が固定化されがちです。
入社当初はどのような仕事内容でも新鮮味が感じられると思うのですが、年が経ち業務に習熟するにつれ、新たなキャリアを身につける機会が徐々に減るという現実があります(もちろん社内の職種にもよりますが)。
キャリア・ステーションは創立からすでに15年を経過していますので、スクールの運営ノウハウもある程度完成しつつあります。そのため、業務の固定化は今後もますます顕著になっていくと見込まれます。

このような環境の中、今後せっかく入社いただいたスタッフのキャリアを大きく伸ばしていくためには、入社後一定期間を経過後にスクール運営以外の新たな業務に取り組んでいただくことも良いのではないかと考えるようになりました。
スクール運営を通じて培った業務ノウハウを、他の業種向けにアレンジし提供するカンパニーを設立する。そしてそのカンパニーの運営を、優秀で、なおかつ対外業務に関心の高いスタッフに委ねる。
そのような流れを築くことで、スタッフ自身も経営、組織運営、マネジメント力を身につけていくことができます。そして、スタッフの皆さんに力をつけていただくことができれば、キャリア・ステーショングループそのものも、今以上に成長ができると考えております。

この戦略に沿って、今後はいくつかの関連会社を設立していく予定です。キャスト・ワークスはその第一弾のカンパニーとなります。

<中小・零細企業のネットワークができないものか?>

乱暴な表現かもしれませんが、中小・零細企業の経営では、それぞれの会社において「得意なこと」「苦手なこと」がはっきりと分かれていることが多いのではないでしょうか?

●「商品開発」は得意だが、お客様への「宣伝力」が低いので「売上」が伸びない。

●「営業力」は強いが「顧客管理」などの仕組みが未整備で業務効率が悪い。

●「売上」こそ伸びて業績は順調なものの、「労務管理」が適当で離職率が高い。

これらはほんの一例です。
得意なことが一つでもあるから当面は経営が維持できている訳なのですが・・・いざ何かアクシデントがあった時は、非常に脆弱な経営に陥りそう。そんな会社が多数あります。
もちろんキャリア・ステーショングループとて他人事ではありません。

経営改善を行う意向はあっても、それ相応のコストを恐れたり、社内の人材不足で躊躇してしまったり。そして大きな改革は結局先送りにされてしまう。これが大多数の中小・零細企業の現実だと思います。
大手のコンサルティング会社/システム会社に依頼するにしても、費やす経費・時間も膨大なものになりがちですし。

中小・零細企業が、それぞれの持つ「得意なこと」を、できるだけ「安価に」「気軽に」相互に提供できるような仕組みができないか。そんなネットワークを作っていきたいと願っております。
私どもにも「苦手なこと」は多数ありますが、「得意なこと」も多くあります。まずは自身が持つノウハウを他社に開示していくことで、将来的に広範なネットワーク作りができる礎になることができれば。そう考えているのです。