ムシの日

語呂合わせだと6月4日はムシの日です。昔から虫歯予防デーがありますが、最近では「虫の日」は想像できますが「蒸しパンの日」「蒸し料理の日」とか「ローメンの日」というのもあるそうです。ローメンとは羊の肉と蒸した固めの中華麺を独特のスープで煮込んだもので長野県伊那市の名物だそうです。知りませんでした。
虫歯というと何となく口の中に虫がいるような感覚になりますが、英語ではdecayed toothといいます。Decayとは「朽ちる、腐敗する」という意味です。医学では齲蝕(うしょく)というそうで、こんな漢字があることも知りませんでした。虫歯は医学では「う歯(し)」というそうです。どうして虫歯というのかは例によって諸説あるようで「虫食いのような穴があく」とか「日本人は昔からなんでも虫のせいにする」ということのようです。動物は虫歯にならない、というのは事実のようで、砂糖を食べるようになって人間は虫歯になるようになったそうです。最近ペットの犬も虫歯になるようで、人間と同じ食事をして、歯磨きをしないとそうなるようです。

語呂合わせではなく1949年に土地改良法が制定されたことを記念して「土地改良制度記念日」というのもあります。ネット検索ではそう出ているのですが、ウイキペディアの「土地改良法」の項では昭和24年6月6日となっていますし、政府のサイトでは「法令番号(昭和二十四年六月六日法律第百九十五号)」となっているので、6月6日が正しいのかもしれません。土地改良法は「農用地の改良、開発、保全及び集団化に関する事業を適正かつ円滑に実施するために必要な事項を定めて、農業生産の基盤の整備及び開発を図り、もつて農業の生産性の向上、農業総生産の増大、農業生産の選択的拡大及び農業構造の改善に資することを目的とする。」とあり、農地だけに限定された法律です。昔は土地といえば農地のことを指していたわけです。しかし2016年調査によれば日本の国土面積に占める農地の割合は12.26%しかありません。1961年段階で19.39%だったものが55年で4割近く減っていることになります。この国土面積との比を世界で比べると実に169位です。中国は56.21%、アメリカは44.37%です。1位はウルグアイ82.56%、2位はなんとサウジアラビア80.76%です。サウジアラビアといえば砂漠の国というイメージですが、石油資金で農地を増やし農地比率が急上昇してきました。国土は農地ばかりではなく、日本のように極端に農地が少ない国では農業だけを考えていてはいけないことは確かです。実際、1986年から1991年にかけて起きた不動産バブルは土地価格の急上昇が原因であり、土地資本主義といわれていた時代のなごりで金融機関を始めとして土地投機に奔走したからです。しかし実利用のない土地投機には限界があり、やがてバブルが弾けてそれが経済崩壊へとつながりました。現在ではバブル景気というのは株価の急上昇のような説明が多いですが、資産は株式だけでなく不動産も含まれていますから、土地ころがしなどによる地価急上昇の方が社会現象として深刻だったと思われます。農地の現象は住宅地への転換も大きな原因で、それがひいては農業の衰退につながったともいえます。
他にはこの日は「侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー(International Day of Innocent Children Victims of Aggression)」でもあり、各地で戦争が起きている今、重要なテーマです。

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