Menopause&LOH

10月18日はWorld Menopause Dayです。メノポーズといわれてピンと来る人は少ないと思います。閉経のことです。「1999年に開催された第9回国際閉経学会において21世紀を目前に高齢化社会の到来を受け、今後更年期の健康に関わる情報を 全世界へ提供する日として、毎年10月18日を「世界メノポーズデー」と定めることが、採択されました。」(日本女性医学学会のHPより)日本ではメノポーズを更年期と訳していることが多いようです。Menopauseはラテン語の医学用語menopausisからきており古代ギリシア語でmenは月の意味です。Pausisは英語のpause停止としてビデオなどの電気製品にも使われているので理解しやすいと思いますが、一定期間が終わることを意味しています。同じくラテン語の医学用語mensesを月経と訳したので、メノポーズを閉経と訳したのでしょうが、原義の月の意味がなくなってしまい意訳になっています。更年期となるとさらに解釈が拡大されています。
更年期は男性にもあることが近年知られてきており、こちらはLOH症候群(late-onset hypogonadism)と呼ばれています。女性の場合も男性の場合も性ホルモンの減少による障害で、女性ホルモンがエストロゲン、男性ホルモンがテストステロンだそうです。
21世紀になり高齢化社会となることで、これまでは女性の更年期障害が中心になっていたのが、男性の更年期障害にも焦点が当たってきたということです。メノポーズの日も比較的新しいので、LOHの日はまだ当分先のことかもしれません。
「男性には、女性の閉経のようなはっきりとした節目はありません。男性ホルモンが徐々に減少するために更年期障害の症状が現われるのですが、男性の場合、必ずしも性ホルモンの減少が伴うわけではありません。体力の低下や周囲の環境など、他の要因も大きく影響しています。女性の更年期障害は症状が急に現われるのに対し、男性では徐々に現われるのも特徴です。大切なのは、更年期をマイナスイメージでとらえないことです。これから迎える老後に向けて、ゆっくりと準備をするよい機会と考えてください。今後の病気予防を考え、今から健康づくりを始めれば、年をとっても元気でいられるのではないでしょうか。また、自分の身体の変化を知るのはもちろんですが、パートナーの身体についても関心をもってください。更年期のつらい症状も、パートナーの支えがあれば乗り越えやすくなるのです。相手の話をよく聞くことで、より深く理解し、共感することができます。」という助言が役立ちます。
(https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/201004/homeclinic.html)
肉体に男女差があるのは当然のことなので、LGBTの社会問題とは別にきちんと区別を考えておくべきと思います。

更年期